こんばんは!もちくんです!
突然ですが、最近ようやく石原さとみさん主演のアンサングシンデレラというドラマが放送開始となりました!
病院薬剤師さんたちの物語です!
今回は、ドラマ版と原作どちらも見始めた内科医の僕から見た病院薬剤師のおしごとについて書いていきます!
ちなみに、僕がおすすめする医療系漫画については以前こんな記事にしたことがあるので、そちらも興味のある方は見ていただけると嬉しいです!
知っているようで意外と知らない薬剤師さんのお仕事とは?
今日もよろしくお願いします!
アンサングシンデレラってどんな作品?
概要
荒井ママレ氏(医療原案:富野浩充氏)作による、病院薬剤師葵みどりを主人公とした漫画が原作です。
快活で物怖じしない性格。
新薬は自分で味を試してみるという特殊な趣味あり(笑)
ドラマ版ではその設定はそのままに、原作では入職2年目の葵は、キャリア8年目となっており、後輩を育てる立場に変更されています。
ドラマ版と漫画版でどういった内容変更がされていくのか楽しみですね!
それでは病院薬剤師の世界を見ていきましょう!
魅力
病院薬剤師にスポットが当たる!
そもそも病院薬剤師ってどんなことをしてるかご存知ですか?
薬剤師の役割は、医薬品全般における豊富な知識を活かし、医師の処方箋に基づく調剤や服薬指導、医薬品の管理・販売を行うことです。
また、薬剤師は医師の処方に対して疑義照会を行うことができます。
つまり、医師の処方に唯一異論を唱えることができる職業というわけです。
実際には薬剤師さん以外からも変な処方に対しては問い合わせをもらうことがあるのですが(笑)、薬剤師は業務として、その問い合わせを行う、ということですね。
これは本当に助かります(^^;
そんな薬剤師のおしごとにスポットが当たっていることがこの作品の魅力です。
意外とリアル??
まだドラマ版は第一話のみ、原作も単行本では5巻までの発売ですが、数巻読んでみての感想は、割とリアルかなと思います。
ただ実際、疑義照会が大変だとか、調剤業務が壮絶だ(笑)という内容は、この作品を見てから、実際に自分の病棟の薬剤師さん聞いてみたら、「いや、無茶苦茶大変ですよ!」と興奮気味だったので、日頃迷惑を掛けているんだな…、と改めて思いました(笑)
リアルじゃない面も…
主人公の葵は上にも書いた通り、物怖じしない性格であり気になる処方は医師に対してガンガン攻め込みます(笑)
現実には実はあんまりこういう薬剤師さんはいないかなぁという印象。
これはでも、自分が話しかけにくいだけなのかも、と反省している次第です(^^;
内科医からみるアンサングシンデレラ

この作品を通して感じるのは、患者さんは医師には話さないようなことがたくさんあるんだな、ということ。
薬剤師の目線で描かれる世界観は僕にとっては新鮮です!
正直、自分の知っている医療の世界となんか違うぞ!
と思うような描写もあります(笑)
お薬の説明などは本当に助けていただいていて、薬剤師さんがいるから治療が遂行できているのだと改めて実感しました。
薬剤師にできて医者にできないことって?
医師免許は医療資格の中で、法律上は上級資格と位置付けられています。
そのため、例えば医師免許があれば看護師や放射線技師の業務を行うことが法律上は可能です。
もちろん、その技がないため実際にはほぼ不可能なことも多いですが(笑)
ですが、薬剤師になれません。
なぜか?
調剤業務が薬剤師の独占業業務だからです。
例外はあり、医師は自己の処方の調剤はできますが、他の医師の処方を調剤することはできません。
なので業務として調剤ができないということになるわけです。
ちなみにこれが医薬分業という考え方です。
チーム医療の重要性
どの業種でもチーム性というのが重要視されていると思います。
1人だとできないことでも、みんなで協力しあえば目標を達成することができる。
医療ドラマやアニメはチーム医療が主眼に置かれることが多いですが、頑張って働く皆さんの、どんな業種にも当てはまるんじゃないかと思います。
自分1人でなんでもできるぞなんて天狗になっているあなた!笑
はたまた、
私がいるから職場はうまくまわるのよ!でも誰も理解してくれない!
そんなあなた!
この作品でチームで頑張っていることの素晴らしさを再確認するのはいかがでしょうか?
まとめ
今日は今回は、ドラマ版と原作どちらも見始めた内科医の僕から見た病院薬剤師のおしごとについて紹介していきました!
少しは興味を持っていただいたでしょうか?
原作が興味のある方は是非一度お試しを!!
今日のおすすめソングは、ドラマ版を盛り上げる主題歌
DREAMS COME TRUEで『YES AND NO』
こういう苦悩系を歌わせるとほんとすごいですよね、ドリカム(笑)
Amazom Musicでも聞けますよ!!
それでは今日もありがとうございました!!
また明日!!バイバイ!!
もちくん
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