【ミスチル最速レビュー!】「SOUNDTRACKS」は最後のアルバム?18年ミスチルを追いかける僕が語ります!

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音楽/映画

こんばんは!もちくんです!

今日はMr.Children最新作の「SOUNDTRACKS」の最速レビューをしていこうと思います!

僕自身は2002年発売の「IT’S A WONDERFUL WORLD」から約20年ミスチルの作品を追い続けています!

そんな中20枚目のアルバムとして発売された「SOUNDTRACKS」!

ワクワクして発売を待っていた最中、プロモーション映像で桜井さんが語った「このアルバムで最後にしたい」という発言。

Mr.Children「SOUNDTRACKS」Trailer
Mr.Children Official Channelより

ファンには衝撃が走りました。「えっ引退?」そんな疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。

実際に聞いてみて思うのは「引退どころか新しいミスチルを見せてくれた!!でも少しずつ終わりが続いているのも感じる」ということです。

それではそう感じた理由を全曲振り返ることで解説していこうと思います!!

ちなみに、僕が追い続けているもう1つのバンド、「B’z」についてはこちらの記事でもご紹介しています!バンド好きの方はぜひ!!

「SOUNDTRACKS」全曲レビュー!

サウンドは海外レコーディングということもあり、今までは一風変わったものになっております。

「ビートルズ」っぽい!!が第一印象(笑)

小林武史氏とタッグを組んでいた頃はピアノロック感の強い作品が多かったですが、今作品ではギターの音がよく聞こえ、前々作の「REFLECTION」で示された方向性がようやくまとまってきた、そんな感じがします。

そのため以前のポップなミスチルが好きだった方には少し物足りなく思うかも(^_^;)

それでは1曲ずつみていこうと思います!!

1.DANCING SHOES

いきなりびっくりするような楽曲でした(笑)

何となくアップテンポのポップスかと思っていたのですが、そんなことはなく正反対のロックナンバー。

四半世紀やってりゃ色々ある

「DANCING SHOES」より

この歌詞がこの曲で最もパンチのあるフレーズでした!

僕はこういうダークなナンバー大好きなのですが皆さんはいかがでしょうか?

「DISCOVERY」を彷彿とするギターロック!!

2.Brand new planet

アルバム発売までにMVの公開でも話題になりましたね。

Mr.Children 「Brand new planet」 from “MINE”
Mr.Children Official Channelより

テレビドラマ「姉ちゃんの恋人」の主題歌でもあり、「THE・ミスチル」といったナンバー。

波乱の幕開けからようやくホッと一安心(笑)

さぁ 叫べ Les Paulよ

「Brand new planet」より

韻を踏観まくりなこの楽曲の中でもかなりエモいフレーズ!!

3.turn over?

ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の主題歌。

実は発売当初この曲はあまり好きではなかった。理由はいまいちサビが盛り上がり切らないから。

ですが、いざアルバムとして通して聞いてみると必要なアクセントになっている!!

アルバムで聞くと印象が変わる曲ってありますよね!

ちなみに、ボンゴ?あるいはコンガの音はミスチルには珍しくお気に入りです!

4.君と重ねたモノローグ

「ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌。

この曲から6曲目までは特に「終わり」を感じる内容となっています。

ただ、「終わること」に対して恐怖している、というよりは順応しつつある、という印象を受けます。

僕は実は最近のミスチルのそういう歳をとったと感じる部分がどうも好きになれずにいたのですが、このアルバムを聞いてようやくファンとしても前向きに捉えられるようになってきました。

ほんの一瞬 たった一瞬

すれ違っただけだとしても

君は僕の永遠

「君と重ねたモノローグ」より

いい歌詞。

5.losstime

イギリスでレコーディングをしたということもあり外国っぽいサウンドが多いこのアルバムですが、この曲はアコースティックギターを用いたフォーク調

愛する者を看取った

「losstime」より

こんな一節から始まりますが、自分はどうしても職業柄こういう場面に出くわします。

その時、その人がどういうことを考えているのかわかりませんしがこの曲に出てくる「老婆」のように、過去のことを思い出したりしているのかも。

そう思うと個人的にはグッとくる作品でした。

6.Documentary film

君が笑うと

泣きそうな僕を

「Documentary film」より

普通は君が笑うと僕も笑うのでしょうが、その笑顔があと何度観られるのだろうか?

そう思うと泣きそうになる。

今作品で描かれる「終わり」は「死」だと思います。

バンドにとっての「死」は解散、ということになるのでしょうか。

もちろんこの「SOUNDTRACKS」を聞いていて「いますぐ解散したい」というメッセージが感じませんが、「バンドとしての最後」を意識し始めている、そう思わざるを得ません。

ファンとしては複雑な気持ちではあるのですが、いつまでも次があるわけではない、そう思いながらも毎回の作品を楽しまないといけないなと感じさせられました。

Mr.Children 「Documentary film」 from “MINE”

7.Birthday

「君と重ねたモノローグ」と同じく「ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌。

ドラえもんの主題歌ということもあり比較的明るく、何より「死」を意識させる楽曲から、ようやく「Birthday」という希望が描かれます。

この辺りの楽曲の流れはすごく美しいですね。

「turn over?」と同じく、単体で聞いていると正直あんまり好きではなかったのですがアルバムとして聞くとこの曲の意味がよくわかる気がします。

8.others

単なるラブソングとは一味違います。

この曲の登場人物は「君」と「僕」と「彼」。

ある夜の短い時間が描かれています。

CM曲でもあるため、発売前に聞いていた時の印象とは全く違う内容でした(笑)

「others」という意味深なタイトルもバッチリだと思います!

9.The song of praise

このアルバムで最も前向きな楽曲ではないでしょうか。

この曲はぜひライブで一緒に歌いたい!そんな曲ですね!

一方でシンプルなバンドアンサンブルが楽しめるナンバーでもあります。

僕に残されている

未来の可能性や時間があっても

「The song of praise」より

やはり年々こういう感情は強くなっていきますね。

20年前にミスチルを聴き始めて、自分も歳をとりましたが、ミスチル自身も歳をとっているんだなと気づけた1曲です(笑)

10.memories

最後は桜井さんがオーケストラに乗って歌い上げるこの楽曲。

アルバム「Q」に収録されていた「安らげる場所」に近い印象ですね!

僕だけが幕を下ろせないストーリー

「memories」より

「losstime」でも描かれている残される者目線とも取れるこの歌詞。

壮大な「SOUNDTRACKS」は穏やかに最後を迎えます。

ダウンロード版と「SOUNDTRACKS」

2020/12/2時点ではダウンロード版の発表はされていません。

今後ダウンロード版の発表もあるかもしれませんが、まずは「アルバムを通して音楽を楽しんで欲しい」そういうメッセージなのかと考えています。

実際ミスチル史上初めてアナログ版も発売されていますしね!

初回限定版にはレコーディング映像も含めて収録されており「SOUNDTRACKS」の世界観を堪能することができます!!

ダウンロード派のあなたも今回ばかりはパッケージ版を購入されてみては?

ミスチルの最新作を購入するなら楽天?それともAmazon?

僕は結局CDを楽天、アナログ版をAmazonで購入しました。

クリアファイルが特典で用意されていますがそれぞれデザインも違うので、アナログ版も購入予定の方は別々のサイトでの購入を検討するのもありです!!

アナログ版は個人的にはおすすめなのでぜひ興味のある方は手に取ってみてください!!

まとめ

今日はミスチル20枚目のアルバム「SOUNDTRACKS」についてご紹介してきました!

最後のアルバムにはもちろんなってほしくはないですが、「終わり」を感じずにはいられないこの作品。

日本を代表するモンスターバンドの最終章をリアルタイムで楽しめるチャンスをみすみす逃す手はありません!!

皆さんの感想もぜひ教えてください!!

それでは今日もありがとうございました!!

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またね!!バイバイ!!

もちくん

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